拙者の写真修行小屋

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2019年 02月 09日

摂氏36度・Exhibition ~上田市別所温泉「岳の幟」~




岳の幟



Exhibition




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写題 『摂氏36度』

記事タイトル「摂氏36度」は、単純に暑さを直喩したものでもあるが
実は本来、この写真のために付したものである

今や骨董品となりつつあるEos5DmarkⅢのオートフォーカスと
残念ながら「Lレンズの面汚し」的な評価が定着してしまっている高倍率ズームEF70-300mm F4.5-5.6L IS USM
これまで私のスナップ・祭り撮影の大半を担ってきたゴールデン・コンビ
その歴戦の老兵のような二機が、明滅するファインダーの中で、決定的な何かを捉えた気がした
居ても立ってもいられなくなり、祭りの余韻を背に急ぎ車に戻り
エアコンを最大まで効かせた車内で、その何かを探した

真夏のギラつく光線
その熱を、瞬間、沈黙させるような
透き通る眼差

映し出したモニターから、目を離すことが出来なかった

瞳に宿す力の比類なき素質のモデルと、今私が持てる技術の総和が、最高潮に達した1枚だと思っている
この写真を撮ってしばらくは、感動の一方で
私の今後のカメラマン人生で、こんな瞬間に出会うことは、きっと、もう二度と無いだろう、という絶望すら感じた程だった





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後日談がある

何度も写真を見、何日も思い悩んだ結果
『摂氏36度』を全紙に引き伸ばしプリントして
晩夏、再び別所温泉に赴いた
やや呆れ気味のカミさんと共に観光案内所の門をたたき
写真を、この女の子に届けてほしい、と、不躾なお願いをした
案内所の女性職員は快く引き受けてくださった
写真には、撮影の感動と、連絡先の一切を記した手紙を、願いを込めて、添えた

それからは、仕事から帰宅する都度、胸を高鳴らせながら郵便受けのアルミ蓋を開ける日々が続いた

期待した音沙汰は・・・訪れなかった

社宅暮らしに戸建てを勧める住宅メーカーのチラシ、ピザ屋の広告
それらを、溜息とともにゴミ箱に放り込む
その忌々しい所作も日常化すると、期待は、精神的防衛本能の成せる業なのだろう、やがて、薄れていった
時々ふと思い出すこともあったが
所詮、厚かまし過ぎる贈りものであったのだ、きっと、届いているだけでも良いではないか
そう思うことにした


晩秋
オートバイでの通勤もいよいよ厳しさを感じる季節になっていた
一向に、何ら表情を変じることが無い郵便受けには、白鳥の初飛来を報じる地元新聞が投じられ
もうじき白鳥の撮影に全精力を傾注する日々が来るな、などと考えていた

「ただいま」と家に入る。頬杖をつきながら教育テレビに見入る子供が、「おかえり」と返事する
夕食調理中の室温が、バイクで冷えた体をやわらかく温めてくれた

スマートフォンのバイブレーターが鳴動した
見覚えの無い電話番号に警戒しながら応じる

「あの・・・上田市の・・・」

女性の声。そのフレーズだけで、瞬時全てを悟った
体中に電撃が駆け巡る。本当に、そんなことがあるのだ

女の子のお母さんからの電話だった

女の子は、地元別所温泉から少し離れた小学校らしく、所在を知る人がほとんどいなかったらしい
『摂氏36度』は、観光案内所に手渡された後、祭り関係者や、ささら踊りの子供らの家庭を、難破船の様にして巡り
実に4カ月もの月日を経て、女の子の家に届いたのだという
一介の素人カメラマンの厚かましい願いは、しかし拙くも情熱の結晶は
心細く漂いながらも、写真を託された誰一人もが諦めることなく、見捨てることもなく、バトンを繋いでゆき
ついに、あの素晴らしい眼差しの女の子の手元へとたどり着いたのだ

震えるほどの感謝の気持ちに包まれた
私のあの写真が、果たしてその感謝に応えるだけの価値があっただろうか、心配になるが
カメラマンをしていて、こんなに嬉しいと感じたことを、他に知らない
多分、この先も知ることが無いような気がする


別所温泉地区の皆さま、本当に、本当に、ありがとうございました
鮮やかな花笠と、その漏れ日に眩しそうに目を細める子供達の表情は
暑さの権化のような三頭獅子達の渾身は
雲一つない青空に、太陽の光芒を纏ってはためいていた幟は
流せども流せども吹き出る汗でファインダーを滲ませつつも皆さんの輝きを追いかけたあの日は

平成最後の夏は

私にとって、生涯忘れられない季節になりました






岳の幟
~ 摂氏36度 ~













by kobatetuapril | 2019-02-09 09:37 | 風土 | Comments(2)
2019年 02月 06日

摂氏36度・終章~上田市別所温泉「岳の幟」~






摂氏36度



終章




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時に、その過酷さを心底疎まれながらも

ようこそ

そして、さらば

そう語りかけたくなる季節は

やはり

夏をおいて他には無い



~ 摂氏36度 ~


終幕





次回、エキシビジョン

そこで投稿する写真が、私の、昨年のベストショットだと思っている



























by kobatetuapril | 2019-02-06 20:47 | 風土 | Comments(4)
2019年 02月 04日

摂氏36度・Ⅲ~上田市別所温泉「岳の幟」~






摂氏36度・Ⅲ




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最初に大事なことを言い忘れていた

「岳の幟」は、獅子舞と少女らのささら踊りを、5ヵ所にわたって行う
つまり、シャッターチャンスが5セットある、ということである
しかし、この猛暑は、特にカメラマンという年配層の多い人種には堪えるらしく
3回目の踊りの頃には私を含めもう両手で数えられるほどになっていた
私も、必死だった
ペットボトルの麦茶を、自販機を見つけるごとに購入し、気付けば6本を消費していた
それだけ飲んだのに小用には1度も行かなかったということは
全て、汗で流れ出てしまった、ということなのだろう
ファインダーをのぞく目に汗が流れ込み、何度もシャッターチャンスを見失った

だけど、そんな大変な撮影が、私は、楽しくて仕方なかった
「祭りは、やってる人間が一番楽しい」と、よく言われるが、全くそのとおりらしく
次々と観客が脱落していく中でも、彼らの輝きは衰えるどころか
最終回の、神社での奉納舞に向けてヒートアップする一方だった
早朝から始まり、摂氏36度に向けて、刻々陽が高くなり暑さが増す中で
私は、とにかく、自分が、幸せなシャッターチャンスにつつまれている、と思った

「Ⅰ」で述べたとおり、この記事は、ほぼ無造作に選出した写真を、何ら作為を加えることなく、時系列で並べてある
ドキュメンターリータッチにしたい、という思いもあったが
一番の理由は、プレゼンテーションの効果ではなく
そうすることによって、私自身が、この日の輝かしい想い出をたどることが出来ると思ったからだ










by kobatetuapril | 2019-02-04 21:40 | 風土 | Comments(0)
2019年 02月 03日

摂氏36度・Ⅱ~上田市別所温泉「岳の幟」~






摂氏36度・Ⅱ







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気温、それ自体が暑い

別所温泉から立ち上る、湯気が熱い

輝ける人々の、想いがアツい


あぁ、夏は、どうしようもなく、素敵だ














by kobatetuapril | 2019-02-03 21:52 | 風土 | Comments(2)
2019年 02月 02日

摂氏36度・Ⅰ~上田市別所温泉岳の幟~





上田市
長野県のほぼ中央に位置する人口約6万7千名の市である
一昔前には、池波正太郎の「真田太平記」で知る人ぞ知る歴史の街となり
近年では、細田守監督の長編アニメ「サマーウォーズ」やNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台となり、ささやかなブームがこの地におとずれた

その西の外れに「別所温泉地区」がある

別名を「七久里の湯」という
枕草子能因本の117段「湯は、ななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」が名の紀元となっているらしい

平安時代の信州など、清少納言が筆を執っていた中央からすれば
未開の、ほとんど外国のような地であったろうし
「有馬と玉造」に対して、唐突に信州というのもなんだか眉唾くさいのだが
同時代の末期には木曽義仲が入湯したという言い伝えがあるし
また、確実なところとして、鎌倉時代には北条一門がこの地を支配しているから
さすがにその頃には開湯していたであろう・・・

と思ったら、さらに調べてみると
古事記の昔、ヤマトタケル尊の東征にて発見された・・・
との言い伝えを根拠に、我が国で一番古い温泉だとする説もあるらしい
ここまで来ると、正否検証対象としての歴史、というより「面白そうな伝説」の色合いとなるのだが
以前にも記したが、伝説というのは愚直に鵜呑みしてみると、色々と楽しい発見に、ロマンに至るものだ


導入が冗長となったが、撮影に入る
「岳の幟」
別所温泉に500年間受け継がれる、雨乞い祭り
花笠衣装を纏った女の子達のささら踊りと、三頭獅子舞の華やかな競演の開幕である


~ 摂氏36度 ~



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摂氏36度

この日、別所温泉の最高気温は36度2分に達し、少女らも、獅子舞の若者も、観客も、多くのカメラマンも
汗まみれとなりながら輝かしい夏を謳歌した

冬のまっただ中に「摂氏36度」と題する記事を作成することとなった
前回記事から日数を要したのは、撮影枚数が実に4500枚にも達していたためである
写真の選出に膨大な手間がかかってしまった
実は、タイミングとして的を射た、「作品」らしい写真は他にあるのだが
それらを選び抜くと、よく言えば私らしい美意識の統一性が整った
しかし、悪く言えばワンパターンな写真の集まりとなってしまった
そのため、1回目の選出は、もったいないが全て解散させ、代わりに、ほとんどランダムで約120枚を掻い摘んでみた
作品の集まりとしてではなく、ドキュメンタリータッチな記事にしてみようと思ったためだ
写真の並び順も、何らカテゴライズせず、愚直に時系列に沿うこととした

4部構成でお送りし、最後に、思い出のショットで締めくくるつもりでいる









by kobatetuapril | 2019-02-02 21:06 | 風土 | Comments(0)
2018年 01月 17日

我が家の三九郎




徳運寺の巨大三九郎(どんど焼き)記事で、若干燃え尽き気味でしたが

我が家のささやかな三九郎についても紹介してみようと思います








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我が家、と言っても、社宅暮らしですから地元行事にはなかなか参加する機会がありません

正確には、カミさんの実家・安曇野市の三九郎です









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「繭玉」(米粉を練ったもの)つくりの光景です








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ちなみにこの黒いのは、NHK教育でやってる

「ひつじのショーン」

です

クリスマスに、Ama〇onサンタが我が家に届けてくれました








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洗い物をしていたお義母さんも参加








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熟練の技を披露?







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作った繭玉を柳の枝に刺します







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完成~♪

繭玉の樹は、三九郎の日にそなえて乾燥させます








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それにしても、GRはフルサイズだとなかなか撮らない縦構図が多くなる、不思議なカメラです










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三九郎当日

午後4時開始という御触れだったのに、10分前に着いたらもう燃えちゃってました
テンションダダ落ちの三九郎好きパパ
おまけに、正月の故郷帰りでもらってきた風邪のおかげで、発熱&すごい腹痛
内股でカメラを構えます







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この田んぼからは、日本百名山・北アルプス常念岳がよ~く見えました

山好き、こと北アルプス好きの方は「オッ!」って思うかもしれません

話が横道にそれますが、上高地を世界に知らしめた登山家で宣教師のW・ウェストンは

「松本近くから仰ぐすべての峰の中で

常念岳の優雅な三角形ほど、見るものに印象を与えるものは無い」

と称賛し、随筆・「日本百名山」の著者・深田久弥も、その著書において

「松本に数年住みながら、一向山登りに興味を持たない男だったが、

ただ、常念岳には一度登ってみたかった、と洩らした友人がいた

松本平から見た常念岳を知っている人にはその気持ちが分かるだろう

それはわが友だけではない。六十年も前にウェストンが言っている

ウェストンも、やはりその美しい金字塔に惹かれて登ったのだろう」

と記しています

国宝・松本城も、常念岳が最も美しく見える位置に建っており、昔のお殿様の風流を感じさせてくれます

私も、生まれ故郷の長野市に住んでいた頃は、常念岳の名さえ知りませんでしたが

松本暮らしをするうちに、いつしか、出勤の道程でこの山がよく見えるか見えないかで、一日の天気を占うようになっていました

安曇野と言えば日本のふるさと的なイメージを持つ方が多いと思いますが

実は、このシンボル・常念岳が無かったら、安曇野は「単なる田舎」に過ぎなかったはずです








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松本・安曇野の子供たちは、「常念岳の風が育む子供」とも言えます








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私は異動族なので、いつかはこの安曇野を離れるのだろうけど

我が子には、「常念岳の子供」である誇りを胸に、大きくなって欲しい








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我が家の三九郎







~未来に続く~
































































第2回プラチナブロガーコンテスト




by kobatetuapril | 2018-01-17 21:46 | 家族写真 | Comments(10)
2017年 08月 10日

豊穣への一箭~大町市若一王子神社・子供流鏑馬~


町市・若一王子神社の子供流鏑馬
五穀豊穣を祈って行われる、800年の歴史を誇る神事であり
京都の加茂神社・神奈川の鶴岡八幡宮の流鏑馬とともに
我が国の三大流鏑馬の流鏑馬の一つに数えられる
信州の無形民俗文化財である


午後2時
大糸線・信濃大町駅前のロータリーにて、奉射の一射目が行われる

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一射目を終えた射手は、この後午後4時まで休憩
この時間が長い!
とりあえずこちらも、駅前のラーメン屋さん「豚のさんぽ」さんで腹ごしらえである
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待ちに待った午後4時

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射手の子供は地面に足を着いてはならない、という決まりがあるらしく
私の世代にはなじみ深い「騎馬戦」スタイルで馬に向かう
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早くもこう言ってしまうので何だが、私は奉射のシーンより
この騎馬戦の時の空気が一番好きである
街の子供を、大人全員が大切に育てているという
今では忘れがちな日本人らしさが感じられるからだ
そして、この人だかり
商店街ではシャッターが目立ち始めている地域であるが
この街にはこんなに多くの人々がいて
こんなにも多くの笑顔があったのか、と驚く
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たまらない笑顔である
ファインダーを覗きながら口元がほころぶ自分に気が付き
思わず恥ずかしくなる
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この日の天気は曇り時々雨の繰り返しであった
昨年は快晴で、陣羽織を羽織る子供には過酷な環境であったかもしれないが
カメラマン的な贅沢を言わせてもらうと、それでもやはり日差しが欲しい
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奉射2射目
それにしても、何とも写真映えする少年である
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雨の中でも笑顔笑顔の皆さんがいらっしゃってくださったのが
とても嬉しかった
人の子供のためにこんなに笑顔になれることを羨ましく思う
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3射目

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最後は、神社の境内で3射を放つ
この撮影では機動力重視のため70-300/F4ー5.6一本で挑んでいたため
雨天での薄暗がりの境内では、ISOが10000~12800に達し
実に苦しいコンディションだった
ただ、このレンズのいいところは
軽いことと、「開け過ぎ」という状況がほとんど無いことである
何も考えずに開放で撮影していても、それなりの絵になってくれる
人物撮影において、設定とシャッターチャンスという2大要素があるとしたら
このレンズは後者に感覚の比重をおける、という良さがある
F2.8通しのレンズではそうはいかない
なので、70-200/F2.8を入手後も、出番が多いのはこちらのレンズになっている
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全ての奉射を終え、一安心の子供射手
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豊穣への一箭

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~ 完 ~


最後に
撮影およびブログ掲載のご許可を下さったお父様
並びに
雨の中でも終始素敵な笑顔で射手だけでなく1カメラマンの私にも
元気を下さった白塩町の皆様に深く感謝を申しげます
ありがとうございました











by kobatetuapril | 2017-08-10 22:13 | 風土 | Comments(0)
2017年 08月 01日

ある日・美ヶ原


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今思い返せば、レンゲツツジのピークはこの日だったんじゃないかな?
と想うわけですが
たまにはこんな、力まないカメラ日和もあってもいいかもしれません


by kobatetuapril | 2017-08-01 22:02 | 風景・スナップ | Comments(0)
2017年 07月 09日

城下町皐月~金沢~

タイトルに「皐月」と入れた時点で
もう2カ月も前の話か・・・と思ってしまったわけですが

ゴールデンウィークに、金沢に行ってきた時の写真です
撮影目的の旅行ではなくて、子供を新幹線E7系「かがやき」
に乗せてあげるのがメインの目的でありましたので

今回アップするのは、カミさんに「お願い、写真撮らせて」
と泣きを入れて撮らせて頂いたものです


~近江町市場~

金沢に着いたのは丁度お昼頃でした
山国の人間は、海辺の町に来ると条件反射で「海鮮丼」
食べたくなるのですが、やはりGW、どこも1時間2時間待ちはあたりまえ
その待ち時間の間に撮った写真です

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~夜の東茶屋街~

当日は大雨で、海鮮丼を食べ終わる頃には疲労困憊状態
ホテルで子供を寝かしつけた後、東茶屋街に行ってきました。
昼間の喧騒もいいものですが、しんとした夜の雰囲気も素敵でした

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東茶屋街は何度も来たことがありましたが
芸妓さんのお姿を拝見したのは初めてでした

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いかにも「一見さんお断り」と言った感じの
お店に入ってゆかれ、しばらくすると
三味線の緩やかな音色が聴こえてきました

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~長町武家屋敷跡~

1泊2日の駆け足旅行
帰りの電車の前に、武家屋敷跡に行ってきました

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サツキの花と加賀友禅
私は、まだ実物は見たことが無いけど
友禅流し
という言葉を聞くとき、何と美しい響きの日本語なのだろう、と思います
伝統っていいな、と思うのです


~駆け足終了~


















by kobatetuapril | 2017-07-09 00:24 | 風景・スナップ | Comments(0)
2016年 05月 19日

豊穣への力走~松本市・須々岐水神社お舟祭り~前編



田植えの季節がやってきた
「里山辺」
文字通り、東は美ヶ原高原・西は遠く北アルプスを望む山辺の里で
晴天の朝
豊作を願う航海が始まろうとしていた



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ラストスパートの刻がせまる

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by kobatetuapril | 2016-05-19 22:45 | 風土 | Comments(0)