拙者の写真修行小屋

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2016年 10月 22日

浦安の舞総集・2016



祭りの写真が好きです
松本・安曇平では、多くの秋祭りで神事の後、浦安の舞が行われます
歴史は昭和初期と比較的新しい巫女神楽ですが
その厳かさと流麗さ、そして大一番にかける緊張感は
祭り男の笑い声や夜店の喧騒を静め
いえ、静けさが響き渡るようで
思わず息を飲むような美しさです

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~ 浦安の舞総集編・2016 完 ~






by kobatetuapril | 2016-10-22 21:57 | 風土 | Comments(0)
2016年 10月 15日

GRで撮ってみた~その2・獅子舞編~


単焦点(28ミリ)カメラ・GRでの武者修行編・第2段

街中スナップに挑んだ日、新聞を見たらこんな記事がありました
松川村で、2頭立ての子供獅子舞あり」

北安曇郡松川村は、お隣の池田町とともに
安曇野らしい原風景を安曇野市以上に色濃く残している、素敵なところです

参考に、5D3で撮影した、稲刈り時期直前の松川村朝景色
一応、こんな「風景写真」も撮ってはいるんですね

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獅子舞が行われていたのは、「大和田神社」
祭神は
オオナムチノミコト(オオクニヌシ、大黒様)
コトシロヌシノミコト
タケミナカタノミコト
の、親子3人

2階建ての、巨大な、立派な神楽殿に獅子頭が2つ、すでにセッティングされていました

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では、これより修行開始

使用カメラ リコー・GR(APS-C・換算28ミリ)
エフェクト ハイコントラスト白黒・周辺減光あり
絞り F5.6
シャッター 30~40
手ぶれ補正機能 なし
連射なし(ハイコントラスト白黒は連写できない仕様となっている)
Jpeg撮り

いざ尋常に、勝負!

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純粋な「カメラマン」は私一人だけ
神楽殿の前で大きな体で小さなカメラを片手に
忙しそうに右往左往、立ったりしゃがんだりする様は
はっきり言って奇異極まりなかったはずである

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測距は中央のみ
AFは追随ではなく、半押し即写、で

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撮影終了
測距点をグリグリと自在に動かせる5D3と比べ
また、レフ機の動体撮影の圧倒的優位性に比べ
こちらは、測距点移動に手間がかかるから結局中央のみで撮っているし
(フォーカスロックは、している暇が無い)
ブラックアウトが長いので、動体追尾AFも使う気にはならない
動き回って、視線の高さを調節し
被写体の緩急を先読みして、半押し→即押し
これが今のところ現実的な撮り方だと思った
出来上がった写真は
意外と、嫌いではない
ピンは外れているし、スローシャッターを狙うも手ぶれ補正が無いから手ブレもしている
しかし、この荒々しさがにくめない
構図を考えながらの5D3とは違い、整った感じはないが
乱暴な感じの迫力がいいと感じた

もちろん、反省点もある
まず、引きの絵が無い
これは私がもともとクローズアップが好きで、普段
引いて後悔するよりは、切り取りすぎて後悔した方がいい
という考えで撮っていることの副作用だと思う
次に、日の丸構図が多い
中央測距→即押し、なので、構図を考える暇がなく
被写体の「ピーク」を察知することにのみ集中力を費やしてしまったためである
でもまあ、この点はなんだか「潔さ」みたいなものが感じられて、嫌いではない

GRのレンズは素晴らしいとの評判であるが、そこははっきり言って気にしていない
写真は結局、「いつ、何を、どのタイミングで、どんな風に撮るか」
が一番重要だと思っているから。
レンズの個性とか、解像度とか、Dレンジとか、ノイズとか
そんなものに拘るより、瞬間をモノにすることに集中力を割いた方が有意義だと思っている
もちろん、そういったものに拘る気持ちも分かるし
瞬間に対する反射神経とそれらを両立できるカメラマンは凄いと思うけど
下手くそな自分には、まだその両立を求めるだけのレベルにはとてもじゃないけど及んでいない

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最後に、写真は何にしても素晴らしい被写体があってこそ、である
それが無かったら、カメラマンはどんなに頑張っても無力である
情熱と地域の絆がほとばしる素晴らしい舞を披露してくれた
松川村の、有明山の子供たちに、心から感謝したいと思います
かっこいい先輩の言うことを「ハイ」と言って守るかわいい後輩達
とても清らかな光景でした
ありがとうございました













by kobatetuapril | 2016-10-15 09:29 | 風土 | Comments(0)
2016年 10月 15日

GRで撮ってみた~その1・街中編~


ズームレンズが好きである
特に、無類の望遠ズーム好きである
拙すぎる持論を晒すと
私の写真撮影は、ほぼ全て
①動き回ってポジションを決める
②構図内における被写体同士の「重なり」を検討する
③ズーミングする
の順序で行っている
結構当たり前の、オーソドックスな順序のはずである

単焦点は自分で動いて構図と画角を決める
「まず動いて」ということに異論はない
動かない写真ほどつまらないものは無い
けれども、「その場所」からの風景の見え方は当然焦点距離で異なる
24ミリはいくら近づいても24ミリのパースだし
85ミリはいくら離れても85ミリの圧縮効果だと思うのである
少なくとも、足で焦点距離をカバーするという考え方は間違いだと思っている
「ある場所で、ある焦点距離だからこそ見える、理想の構図」
というのがあるはずだから
だったら撮影ごとにレンズを変えればいい、という話もあるけど
とらえたい瞬間っていうのは、そんなに悠長なものじゃない
ズームレンズは、その問題を解決する、反射神経と感性の加速装置だ

だったらずっとズームを使ってればいい?
実は、そこにも落とし穴がある
ズームは、確かに理想の構図に近づける
だけど、「理想じゃない写真」が撮りにくくなる
ワンパターンになる、自分の写真に飽きてくる、わけである
せっかく好きな写真である、飽きてしまっては元も子もない

下手くそが長々と稚拙な持論を述べたわけですが
荒療治、ということで
リコーGR(APS-Cモデル)
換算28ミリ単焦点(苦手な広角)
のみを片手に町に出てみました


~ あがたの森 ~
困った時の奈良井宿、そして、あがたの森、である
修行にはうってつけ
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開始2分で早くもローアングルに頼る

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やはり、茫洋とした焦点距離は苦手である
早くも心が折れそう・・・



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ちなみに、フォトショップを持っていないこともあり
RAW撮りすると後々面倒なので(笑)、すべてJpeg撮りである
(5D3ではDPPを使用しています)
GRに内蔵されている
ブリーチバイパス
というエフェクトをかけています
ブリーチバイパスって何ぞや?という疑問は後回し後回し(面倒なことはすぐにやらない派)
どのエフェクト・WBで撮るか、を一発勝負で決めるというのも
普段RAW撮りのぬるま湯に浸かっている身には厳しかったりする

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もう、定番すぎる構図で嫌気がさしてきます

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青春スポットあがたの森の中を
小さいカメラ持ったデカい男(身長181センチ)がいつまでもウロウロしている様は
まるで不審者
なので、モヤモヤしすぎな気持ちを抱えたまま、次の修行場所
中町通り
に向かいます

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時々
ハイコントラスト白黒
というエフェクトも使用してみます
結構好きな感じです

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何しろ、ブログタイトルが
雨のち晴れ、時々、「スナップ」
と銘打っている(銘打ってしまった)わけですから
何とかそれらしい写真も撮れるようにならなくちゃな~・・・
厳しい戦いになりそうですが、マンネリ打破のためにも頑張ってみようと思います
それに、GRって、ほら、なんとなくオシャレっぽいですし
使いこなせたらカッコいいじゃないですか


~戦いは続く~









by kobatetuapril | 2016-10-15 09:17 | 風景・スナップ | Comments(0)
2016年 10月 08日

今宵、獅子を薙ぐ~奈川獅子・第1部~

松本市奈川
旧・奈川村
人口766人の小さな村で行われる獅子舞

『奈川獅子

松本市の重要無形民族文化財である

ぎおんばやし
きよもり
よしざき
獅子ころし・きりかえし
なぎなたどり
の五幕編成から成り
およそ1時間半にもわたって激しい戦いが繰り広げられる
獅子退治の舞である

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~ 今宵、獅子を薙ぐ ~

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獅子狩人の出陣
勇ましく、若々しく、躍動して

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荒れ狂う・闇

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舞は舞、されど、舞。である
片や、村人の願いを背負った獅子狩人の名に懸けて
片や、闇夜をも食らい尽くすかのごとく
対峙する者を、屠る
その気迫に満ちている

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これは、狩人の決めポーズの一つです
この瞬間を撮影するために、あらかじめポジションを定め、神経を集中させます
逆に言うと、ポジションは一度定めたら移動することが出来ません(観客が多いので)
せいぜい、ミドル・ローアングルとズームで調節するくらいしか出来ないわけです
写真の多くはそうでありますが、とにかく、ポジショニングが命、の撮影です

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獅子頭は飛騨一刀彫職人によるもの
そういえば、奈川と飛騨は、有名な「野麦峠」でつながっている
もしかしたら、奈川獅子の代々の頭は
険峻な野麦峠を経てこの集落にもたらされていたのかもしれない

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実に激しい動き
若者が少なくなりつつある村であるが
若者の体力でなければ、とてもではないが舞いきれぬ、とのことである

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道化者の天狗
獅子にちょっかいを出しては村人の笑いを誘います


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退治された(かのように見える)獅子にドヤ顔で跨ってみたり

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ピョ~ン
なんて飛び越えて見たりして・・・

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からの~・・・獅子・復活、である
吹き飛ばされる天狗!
カメラマンはあらかじめビックリ耐性を身につけておかないと、このシーンを逃します
私は撮影2年目だったので、何とか・・・

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小さな村の、過半数がこの戦いを見に来ていたのではないか、と思う
固唾を飲むと同時に
勇ましい村の若者を称えてもいるのだろう
奈川は、この祭りが終われば、まさしく「錦秋」に彩られる美しい里であるが
小説・映画「あゝ野麦峠」で知られるように
雪深い、過酷な山里でもある
「若者は逞しく生きてこそ」という願いが
この舞には込められているのだと思う

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~決着の秋~

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やー!

気合とともに、獅子の喉笛を薙ぐ
このタイミングを幾度となく見
そして自らも演じてきた村人たちが
待ってましたと言わんがばかりの歓声をあげる
歌舞伎の掛け声に似ている
ファインダーの熱が覚めやらぬうちに
村人と共に、手が痛くなるくらいの拍手を送る
カメラマンでありながら、「早くそうしたい」という欲求に駆られるのである

しびれるひと時である





















by kobatetuapril | 2016-10-08 14:44 | 風土 | Comments(2)
2016年 10月 08日

激流少女~奈川獅子・第2部~




青年の獅子狩人が獅子を退治したのち
第2幕では、少女らが獅子退治の主役として登場する


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軽やかに舞う少女らを
扇子をはためかす少年らが囃し立てる

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ひたすら扇子を振る前腕
疲労が滲む
ファインダーを覗きながら、「頑張れ」とつぶやく

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兎の様に
所狭しと
軽やかに、駆けては舞う

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凄まじい練度
全体が一体として呼吸をしているかのようである
大一番にかける熱気に気圧される

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一瞬、笑顔を垣間見た
向かい合った少年は、一体どのような顔をしていたことだろう
思わず、甘酸っぱさを感じる

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~ 激流少女 ~

まるで、少年たちを引き連れるかの如く
激流のように躍動する一人の少女がいた

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青年でさえ顔負けと思うほどだ

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太鼓の波動と激しいステップを伴奏にして
時に雄々しく
時に恍惚として夜空を見つめる舞

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ひとしきり
闇を砕くような飛沫をあげて流れ去っていった

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by kobatetuapril | 2016-10-08 14:43 | 風土 | Comments(0)
2016年 10月 08日

766人の、絆~奈川獅子・第3部~



奈川獅子・最終幕は、再び青年狩人が登場
扇子の舞との、最後の、そして最も激しい協奏が始まる

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『華麗』をはるかに通り越し、もはや『激烈』の域
カメラマンも、最後の集中力でズーミングとAFポイントの切り替えを行います

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太鼓や笛の音をもかき消すような
荒ぶる鼓動まで聞こえてきそうだ

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決めポーズの一つ一つが、大正時代が始まりであるとは信じられぬくらい
現代的な「格好良さ」を放っている
「カッコいい」
陳腐な表現かもしれないけど、それより適切な言葉が、とっさに見つからない
そのくらい、シビレているから

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疲労が、滲み出る
あともう一息だ

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最後の、キメ

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闇夜に木霊する
勝利の雄たけび

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かつて、奈川獅子はこの「天宮大明神」がある
寄合渡集落の若者だけで舞われてきたものである
過疎化のすすむ村、若者は減る一方だが
そうかといって、この激流のような舞いは若い者以外に出来るものでは決してない
第一、ほとばしる様な若さこそが、この舞の最大の魅力でもあるのだ
そのため、近年は松本市奈川(旧奈川村)全体の若者を集め
舞を受け継いでいるのだという
若者たちは、数か月も前から、この一夜のために
方々から集まり稽古を行うのだそうだ
凄まじい練度と一体感の源に深く頷くと同時に
強い絆を感じさせられるエピソードである
現在、奈川の人口は766人
どうか、この熱い絆をいつまでも、いつまでも、紡いでいって欲しい
私は、この奈川獅子を、信州、いや、日本屈指の芸能だと思っている
一幕一幕の合間ごと、ファインダーから意識が解放されるや
村の衆と手が痛くなるくらいの拍手をおくっていた
そんな感動の分かち合いは、繰り返される日常生活の中で
一年の中で、この初秋の夜をおいて他に無い
奈川獅子が受け継がれ続く限り、撮り続けたい
カメラマンとして
最高に美しい人々の所作を
記憶にも記録にも残していきたい



奈川獅子

今宵、獅子を薙ぐ
激流少女
766人の、絆

~  完  ~


by kobatetuapril | 2016-10-08 14:42 | 風土 | Comments(0)