2019年 01月 13日
居谷里湿原と親海湿原を彩る季節感は 春のリュウキンカからカキツバタを経て夏のコオニユリまで 本当に目まぐるしく、だから、私はこの季節の週末はひどい寝不足状態におちいるのですが それでもやはり、彩の変化の過程にはいくらかの「間」が存在します その「間」は、いくらネットの情報があふれる現代においても正確には把握しきれず 結局のところ、当たろうが外れようが、足しげく自分の足を運ばなければなりません ただ、その外れの日でも、花の成長具合を確認しながら歩いていると想定外の光景に出逢えることがあります 5月14日親海湿原の山道にて 思わずギョッとするような木漏れ日が降り注いでいました 望遠ズーム大好きカメラマンの私は、広角側は標準ズームの24-70しか持ってないのですが さすがにこの時は超広角が欲しいと思いました 5月6日姫川源流にて 親海湿原のミツガシワと同時期頃 隣の姫川湿原ではニリンソウとシダの新緑とのコラボレーションが見られます 湿原の花々のようなスター性はありませんが、実に美しい この光景を、F32というとんでもない設定で撮影します 解像を度外視して、「模様」としての美しさを表現したいと思いました 欲を言えば木漏れ日のコントラストが欲しかった そんな欲がとめどもなく湧いてくるのが、風景撮影の楽しさでもありますね 次回は、スターフラワー・カキツバタの記事となります
by kobatetuapril
| 2019-01-13 22:21
| 風景・スナップ
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