拙者の写真修行小屋

kobatetu.exblog.jp
ブログトップ
2018年 06月 26日

桜・響く ~中綱湖のオオヤマサクラ~





皆さま、お久しぶりです。kobatetuaprilです
春以来の激務は何とか収束していたのですが
その反動で凄まじい早起きで写真を撮って撮って撮りまくる週末が続き
撮った写真を整理する間もなく今に至っていました
松本市ではようやく初夏の花・レンゲツツジが見ごろを終え
ようやく一息つくタイミングが来ましたのでブログを再開したいと思います
桜の季節からのおさらいとなりますが、季節に追いつくよう、頑張ってみます


4月21・22日

大町市中綱湖

日の出前から数百人のカメラマンが大挙する、信州桜の聖地




d0349418_21213204.jpg








d0349418_21231819.jpg

午前3時30分の到着ではすでに手遅れ
小さな駐車場は満車
ポジショニング合戦はピークに達しています
ですから、松本市居住の私は2時前に起きて3時前には現地入りし
真っ暗闇の湖畔に三脚を立ててひたすら朝を待ちました








d0349418_21282165.jpg

この季節だと、だいたい午前4時30分ころからEOS5DMarkⅢのAFが機能しはじめ
長時間露光で何とか絵に出来る明るさになります
しかしこの、「何とか絵になる」青の時間帯が、中綱湖撮影の、すでに第一ピークなのです








d0349418_21331028.jpg
ほとんどのカメラマンが、70-200程度の望遠レンズで対岸の桜を切り取るのですが
距離も露光時間も長いだけに、湖面で小さな魚が一匹跳ねただけでも絶大な影響が及びます
小さな小さな波紋が、広い湖では中々おさまらず、むしろ意外なほどの広がりを見せ
消えるのを待っている間にピークタイムが刻々と過ぎて行ってしまいます
静かな湖畔にカメラマンたちの焦燥が渦巻きます







d0349418_21311970.jpg
明るさが増してきて「青い時間帯」が終わりかける頃、対岸からの撮影を終え
ダッシュで湖を迂回し、接近戦に移行します







d0349418_21421802.jpg
数百人いるカメラマンが、思い思いの場所で日の出を待ち受けます
私がその瞬間に掛けたのは、この二重シンメトリーでした
地面に這いつくばるようにして確保した、私なりの渾身の構図です
多分、数多ある中綱湖写真の中で、この構成は私以外では一枚も無いはずです








d0349418_21482832.jpg
執着、という表現がこれ以上なく適切と思えるほど、この構成にこだわりました








d0349418_21493091.jpg








d0349418_21501928.jpg








d0349418_21505456.jpg








d0349418_21514991.jpg








d0349418_21520519.jpg








d0349418_21522366.jpg








d0349418_21530824.jpg








d0349418_21534054.jpg
締めくくりは、なんだかんだ言ってもついつい撮ってしまうこの構図
ピーク時には、ほとんど順番待ちのようにして入れ代わり立ち代わり三脚が立つ場所ですが
その喧騒が終わる頃、地蔵の影の角度が丁度いい塩梅で傾きます
そこで初めてじっくりと撮影に取り掛かりました








d0349418_22055400.jpg
夜明けの微風が、桜響く湖面を幻へと変えてゆきました







d0349418_21591957.jpg









2018中綱湖 桜・響く

~ 完 ~


さて、これから季節を追いかけてブログ更新に励みたいと思います

皆様、お付き合いよろしくお願い致します
















by kobatetuapril | 2018-06-26 22:16 | 風景・スナップ | Comments(6)
Commented by camellia-02 at 2018-06-27 13:24
素晴らしい。
いいですね。
Commented by ruunouta at 2018-06-27 17:34
やはりtetuさんはこだわり派なんですね~
どのお写真も構図がお上手(*´ω`*)
私が行った時は最後の一本が残っているだけだったので
こんなにたくさんのバリエーションを見ることが出来て大満足です♪
去年は雨だったし、今年は時期が遅くって
なかなかここの桜とご縁がありません(*´Д`)トホホ
それでも最後の桜が撮れて嬉しかったんですけどね(笑)

白鳥展、終わりましたねぇ(*´ω`*)
また来年もご一緒できたらと思います♪
ありがとうございました(*´▽`*)
Commented by aryy2349 at 2018-06-27 19:23
こんばんは。
ご無沙汰です。。。

いつアップするのか心待ちしておりましたが
ありがとうございます。

相変わらずに気合の入ったカットの数々
楽しませて頂きました。

お忙しいお仕事の中、どうぞ無理をせずに
ご自愛くださいませ。。。
Commented by jiyuujinkeiko at 2018-06-29 20:59
こんばんは、どうされているのなぁってふと思い立ち訪れたら更新されている!
美しい桜に澄んだ空気が伝わってきます。
どれも見ごたえのあるものばかり。
これからも楽しみにしております。
Commented by mon21mon at 2018-06-29 23:28
こんにちは。
お久しぶりです。
お地蔵さん、やはりいいですね。
Commented by kobatetuapril at 2018-07-09 21:38
皆様、超久しぶりの投稿にもかかわらずあたたかいコメントをいただきありがとうございます。
性格的に、一度生活リズムがくるうと修正に時間がかかります。
この、中綱湖の写真は、まだまだ仕事がピークの最中であった頃、ほとんど捨て身(笑)で撮りに行ってきた写真です。
仕事のことはしばし忘れて、「う~ん、やっぱり写真って素晴らしい~」と現実逃避よろしく浸ってきたわけですが、
さすが信州桜の聖地、素晴らしいロケーションだと思いました。
私にも、一時有名撮影地を避けるおませな時期もありましたが、最近は、「いいものは誰が見てもいいもの」と思えるようになりました。
いえ、むしろ、有名撮影地において、どれだけ個性が発揮できるか、という挑戦意欲が沸いてきます。(良かれ悪かれ)唯一無二の写真を撮ってやるぞ!っていう気持ちが。
この美しい被写体を、自分のファインダーでさらに輝かせて見せよう!っていう「闘志」が。
そうやって撮影した写真は、何年経って見返してみても、撮影時の感情を、感動を、情熱を思い出すことが出来ます。
だから、(またもや手前味噌なようで申し訳ございませんが)私は以前に撮った写真を見るのが好きです。
この記事も、ファインダーで見つめた蒼い時から日の出までの緊張感を思い出しながら、私としてはとても楽しみながら書かせて頂きました。
そして、季節外れも甚だしいこの記事に、皆さんからのあたたかなコメントをいただきました。
私は幸せもんです。

>ruunoutaさん
いかがでしたか、あの写真展。
規模は小さいし、施設は古いし、ですけど、我こそはと自負する白鳥好きの熱情が渦巻いている展示で毎年すごく楽しみにしてるんです。
白鳥に掛けた冬。の総決算的な、感動的な展示だと思います。
私は、流し撮りという分野においては、あの展示会の中では正直他の追随を許さない境地に至っていたと思いますが、
他の方の作品を拝見しながら、こんな視点もあるんだな、こんなシャッターチャンスに心を動かせるんだな、と、嫉妬交じりの関心をひたすら感じながら展示を見終わりました。
きっと、私は来年も、止め絵に対する憧憬を必死に押し隠しながら流し撮りをするんだろうな、と思いました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< 塩の道にて2018~親海湿原の...      桜色の銀河を泳ぐ龍~某所・龍の桜~ >>