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2019年 01月 20日

山霧~鉢伏山のレンゲツツジと小梨~




山霧




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長野県中部の風景写真スポットと言えば
百花繚乱の美ヶ原高原
諏訪湖越しに富士山を望む高ボッチ高原
がツートップであると思う
この二つの高原は、地図上ほぼ隣り合う位置関係にあり
松本市街から見上げれば、まるで双子の兄弟のように聳えている

高ボッチ高原の隣に、「鉢伏山」という標高1,928メートルの山がある
昔は稜線とたどるトレッキングコースでのみ高ボッチとの往来ができたというが
現在は山頂付近まで舗装道路がとおっており、目と鼻の先、といった感覚だ
松本市からは、崖の湯温泉から車でのぼり始め、30分余りで来ることが出来る
標高の割には身近な山だ

美ヶ原と標高がほぼ同じであるため、咲く花の種類も時期もよく似ているが
起伏に富み(このあたりが、「高原」と称するか「山」と称するかの違いなのだろう)
登山者やカメラマンの姿は疎らで静かさが際立ち
下界から見る印象とは若干異なり、似ているようで、意外と似ていない






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転勤族ながらにも松本暮らしは長いのだが
鉢伏山には、この日、初めてのぼってみた
対した理由があったわけではない
単に、写真撮影としてのマンネリを解消したかっただけである





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レンゲツツジが、美ヶ原に比べるとやや遠慮がちに
森林限界の山肌を彩っており
また、所々に小梨の花が目印の様に1本ずつ立ち、開花していた





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たまたま平日休みに登ったにしても、静かだった
カメラマンは私一人だけ
ノビタキらしい小鳥が時々さえずるほかは一切無音で
それがかえって音に敏感になるらしく
自分自身の足音がやけに大きく聞こえてきたり
稜線を跨いで流れてゆく雲にまで音が付加されてくるような気がした





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山霧が濃くなると共に
小雨が降り始めた





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静けさ
それが当然摂理であるかのような鉢伏山
際立った被写体こそないものの、とてもいい所でした





山霧


~ 完 ~



























by kobatetuapril | 2019-01-20 20:59 | 風景・スナップ | Comments(2)
Commented by mminorun at 2019-01-21 08:46
霧に覆われて、次第に小雨が降ってきた山の風が伝わってくるようです。
美しく澄んだひとときをたっぷりと体の中に取り込ませていただきました。
以前、松本に暮らしていたときに、大学をの授業を終えてから美ヶ原高原目指してチャリンコでのぼったりしていました。
みすず湖を過ぎるとあと少し。
そんな感覚も、前回と今回のブログのお写真を眺めていて思い出しました。
空気ごと写しこまれた1枚1枚、とても素敵です。

深呼吸して、きもちいい~!リフレッシュ!どうもありがとうございます。
これからも更新を楽しみにしています(*^_^*)
Commented by kobatetuapril at 2019-01-21 21:51
みのるさん
コメントをいただきありがとうございました。
安易な表現をすると、マイナスイオンタップリの場所でした。
あまりにも静かで、自分の体の実体が消滅して、心だけで彷徨ってるような気持ちにさえなりました。
気持ちよかったです。たまには、あんなところに、ポン。と、自分を放り出してみるのもいいものですね。

>松本に暮らしていたときに、大学の授業を終えてから美ヶ原高原目指してチャリンコでのぼったりしていました。
と、いうことは、出身大学は「あちら」でしょうか?
チャリンコ、私もクロスバイクで頑張って入山辺川から登ってみましたが、「扉温泉」まで来て力尽きてしまいました(笑)
実は昨日、子供が初めて自転車に乗れるようになりました。
いえ、初めて、っていっても、教え始めて1時間でスイスイ乗れるようになってしまいました。
クロスバイク、ホコリ被っちゃってますけど、子供と一緒に乗るために引っ張り出そうかな、と思ってます。
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