拙者の写真修行小屋

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2017年 11月 17日

一億年の錦 Ⅲ ~うるし工房・石本玉水~








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私は平沢で生まれ育ちましたが、妻は(北安曇郡)池田町の生まれでしてね






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今でこそ漆芸学校の生先をしている立場ですが、結婚するまで漆芸には何も関わってなかったんです






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私は石本玉水の2代目で、「漆芸職人とは」という観念が出来上がっていた

一方、妻の方は元々絵が好きだったのですが、彼女の生み出すファジーな作品は

まるで、漆芸の世界に新しい風を起こしたようでした






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漆っていうのは、一億年の歴史があります

一億年前の遺跡から、漆塗りを施した食器、つまり、漆器が発見されているのです

そして、平安時代にはその技術が一つのピークに達しました

それから沈金をふくめ、あらゆる技巧が開発されました

今ある漆芸技巧の中で、完全にオリジナルという技は、おそらく無いでしょう







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しかし、だからと言って停滞を続けていていいという訳ではありません

これから先の時代も漆が生き残っていくためには、時代の人たちにいいものだと思われるものを造っていかなければならない

伝統は大切なものですし、職人であることの誇りもありますが、伝統に寄りかかっていては生き残っていけない

伝統は、生き残らなければなりません

私は、漆が好きだから、生き残り続けるために、今の人たちに喜んでもらえるものを創っていきたいのです






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~ 一億年の錦 ~


~ 完 ~




















# by kobatetuapril | 2017-11-17 22:43 | 職人 | Comments(0)